第一歩:正しい噛み合わせ位置を見つける
いろいろ診ていただいた結果…
T先生のお話によると、今の状態では
私の正しい噛み合わせ位置がどこなのか
誰にもわからないので…
今後、いくつか検査をして
まずは正しい噛み合わせ位置を
決めていきましょう、とのことでした。
それに合わせて
口内と顎を再構築していくのが
今回の治療の順番というか流れになります。
私の頭蓋骨や顎の骨からみて
望ましい噛み場所が
何処かにあるはずなので、
初めにそれを顎の専門家のT先生に
探していただくことになりました。
顎の位置を決めたら、それに合わせて仮歯を作る
上下の顎で噛み合わせる場所を決め、
顎関節のリハビリをやって、
下顎を正しい位置に移動させた後で…
すり減ってしまった歯の凹凸を
レジン(樹脂)で作り足し
いったん仮歯として被せるそうです。
そして仮歯の凹凸をガイドに噛みつつ、
後の矯正(歯の移動)を進めていきます。
これについては、歯を作る、歯の補綴をする
スペシャリストのTS先生にお願いします。
歯に凹凸があれば、
顎を前後にずらしにくくなるから
歯軋りや歯のすり減りは少なくなりますね。
自分の歯でお肉やパンを
ちゃんと噛み切れる生活が
戻ってくるかもしれません。
実は今、
歯の高さが低くなってしまっている分、
顔つきも昔とは少し変わってきています。
(縦に、僅かに潰れてきています。
入れ歯をとると、人の顔が変わるみたいに…)
歯の噛み合わせ面に仮の凹凸を作り、
さらには歯の高さも足して、
本来の顎位置と顔に戻していくのです。
骨隆起を除去してから、矯正治療へ
骨隆起を取ると、歯が動きやすくなるそうです。
私の場合、この隆起がかなり大きいため
(先生曰く「オオモノ」)
手術は数回に分けるかもしれません。
骨切除手術は口腔外科のS先生にご相談します。
その後の矯正治療は、今後の状態をみて
ブレースやマウスピースを組み合わせながら
顎にあった歯の位置に整えていきます。
これは顎関節も見てくださっているT先生が
担当してくださいます。
矯正が終わったら、仮歯を外して、セラミックの歯を作る
そして最終的には、レジンの仮歯を外して
必要な部分にセラミックの歯を被せていきます。
完成した噛み合わせ位置にあわせて
細かく調整しながら
高さや形を揃えた自然な歯を作ります。
素朴な疑問で、
そのレジンのままじゃダメなのかな?
とも思いましたが
耐久性の面で無理みたいです。
私は以前、食いしばりのせいか
自分の奥歯が
真っ二つに割れてしまったことがありますし。
それだけ無意識に強く噛んでいるんだから、
頑丈な素材で新しい歯をつくらないと
長持ちしないというのは体感でわかる^^
仮歯同様、最終形のセラミックの歯は
TS先生が作ってくださいます。
先生方の得意分野を活かした連携プレーで、健康に噛める状態を目指す
今回の治療を進める上で
必要な検査の手配、
そして歯そのものの健康管理などは
これまでもお世話になっている
J先生が引き続き担当してくださいます。
私の歯の状態や生活状況、
ライフステージを考え合わせ
長期的な目線でアドバイスして下さるので
とてもありがたいです。
J先生曰く
昔は一人の歯科医師が
一から十まで全部やっていたけれど、
今は複数の医師それぞれの得意分野を活かしつつ
連携して歯科診療を進めよう、という
流れがあるんだそうです。
このクリニックには
地元で長らくお世話になっていましたが
今回の相談のタイミングで
こんなにピッタリと
チームが組める状態で
先生方がお揃いだったのは
本当に幸運だったかもしれません。
流れがかなりフクザツで
何か聞き間違えているところが
あるかもしれませんが^^
大体こんな感じかと。
私個人的には、衣食住で言うと
”食” にかけるエネルギー多めの人生なので
ここでしっかり治療して
普通に何でも美味しく食べられるようになりたい。
全部で1年半強はかかるかな。
自分の変化を楽しみながら
頑張って治療していきますよ!
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