口腔外科手術記② 骨隆起の手術後。傷のケアと食事の工夫

骨隆起切除

緊張の初手術が終わり、一息ついたら
手術の1週間後には抜糸をします。
この間、歯の包帯マウスピースのおかげで
だいぶ楽に過ごせたと思います。
(少なくとも手術3日後までは装着します)
S先生が上手に切って縫ってくださって
本当にありがたかったです。

私の場合、顔の腫れもほぼなく
左顎下が僅かにふくれたかな?程度で
人に会うにも全然困りませんでした。
(顎下リンパが腫れて痛む人もいるそうです)

ただ、手術後3日間くらいは
喋ると舌の動きで
傷が引っ張られて痛むので
人と10分以上話すのはきつかったです。
(短時間の受け答えなら大丈夫ですが)
マウスピースもしているので
若干舌足らずになりますしね…。
(仕事の面談とかは入れない方がいいかも)

それと前回の記事の通り
ごっくん痛があるので食事の工夫がいるのと
薬を切らさないようにスケジュールを組む
生活でしたが、
それ以外は普通に過ごせていました。

2/22:手術の翌日。痛みの管理とマウスピースの安心感

この日はT先生に
状態確認と消毒をして頂きました。
顎ストレッチは、傷が痛い間はお休みして
痛みがおさまってからね、というお話に。

<薬>
■朝6時頃に薬が切れ、
 口の中のジリジリした痛みで起床!
 (起きたら痛くてびっくりした)
■痛み止めが切れた状態での朝食は
 チクチク痛とごっくん痛があったけど
 30分ほどで薬が効いてくると楽になった。
 (服薬時間に合わせて早起き推奨)

<歯の包帯マウスピース>
■外すと疼いて痛いので、
 私は食事の時もつけっぱなしでした。
 つけていると傷が押さえられている感じで楽、
 舌に糸が当たらなくて楽。

<傷や周辺の状態>
■腫れや出血無し。顔もほぼ腫れず。
■顎の下を押すと少し痛みあり。
 (頬杖つくのは痛いって程度)
■会話や食事で舌を動かすと痛みあり。
■夕食後、マウスピースを外した際に
 縫合糸が1本抜けてしまいましたが
 傷そのものに変化無し。
■歯磨きはそっとやれば大丈夫
(先の柔らかい歯ブラシだと怖くない)

<食事>
■お粥、ポタージュ、ヨーグルト、プリン、
 牛乳など、とにかく何でも常温で。
■体温より冷たいものも、刺激があるので
 何でもチンして人肌程度にしてから飲食

<入浴>
■手術翌日は
 特にお風呂に関する指示はないのですが
 湯船に入ってみたら、すぐに傷がチクチクした為
 そっと上がって、シャワーのみにしました。

この日はまだ、血流が良くなることは避けたい

2/23:手術の2日後。まだ痛いけど、順調な回復

<薬>
■服用後8〜9時間経って薬が完全に切れると
 まだピリピリした痛みがくるので、
 ロキソニンは7時間間隔で服用
 (寝坊できない!)

歯の包帯マウスピース>
■外すと疼いて痛いので、つけっぱなし

<傷や周辺の状態>
■歯磨きの際に、また糸が1本抜けましたが
 傷に影響無し。残り2本。
 (念の為、傷の写真をとって
  数時間後の状態と見比べてみましたが
  特に変化無しだったので問題なさそう)
■顎の下を触るとまだ少しだけ違和感あり

■試しに、顎のストレッチをしてみたら
 傷が痛くてまだ無理でした…

2/24:手術3日後。痛みが減って生活が楽に

<薬>
■抗生物質を飲み終える
■痛み止めは継続(切れるとピリつきあり)

歯の包帯マウスピース>
■糸が減ったのもあり
 午後からマウスピースなしでも
 過ごせるように。
(前側の2本の糸しか残っていない)
■マウスピースを外していても
 傷が疼かなくなった

<傷や周辺の状態>
■舌で傷に触れてもあまり痛くない。
 でも硬い食べ物が当たるのは痛い。
 暖かい飲み物は、まだ少し痛い。
■だいぶ痛みがなくなってきたので
 午後から顎ストレッチを再開。
 20回×4セット実施

■この日の夜から
 顎位置調整のマウスピース装着

いろんな薬を発明した人にも感謝

2/25:手術4日後。日常生活は、ほぼ通常モード

この日から、痛み止め不要でした。
食事の時に物が当たらないようにして、
それと飲食物の温度差に気をつけていた程度です。

2/27:抜糸。傷口も順調に回復

縫合糸の残り2本をJ先生に取って頂きました。
経過は順調、もう感染の心配もありません。

次の手術に向けて。

以上、口腔手術をした後は
どんな状況になるのかを細かくメモしてみました。
(自分の次回手術のためにも)

こういう体験談ブログがなかなか見つからないし。

右内側の骨隆起はまだ残っているので
舌が横に少々傾いており
しばらくは舌を噛みやすい状態です。
(食事時は気をつけて)

それと、顎内側の骨隆起を取ると
舌の位置が変わり、
発音や味覚も変わるらしく…。

毎日のごはんがさらに美味しくなるかも
しれないという。

痛みの後には
人生のご褒美が待っているのかもしれません。

次は3月下旬に
T先生に顎関節の状態を見ていただいて、
4月下旬に右下顎の骨隆起を切除します。

矯正中、口腔外科手術後の食事レシピUPしました

痛くて辛い時期は、こんなお食事も美味しいですよ!

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