前回記事の通り、2回目の骨隆起切除は
手術後の痛みが少なくて助かりました。
1回目と違った点や気づいた事を
いくつか書いてみます。
手術後1週間の生活。傷の位置と喋りにくさについて
1回目より少し大きめの骨を切ったので
傷も少しだけ奥まで長くなります。
その分、喋る時に
舌の動きで傷周りの粘膜が
より引っ張られやすかったのか
手術後、抜糸までの間
1回目よりも、会話しづらかったです。
期間的にも、1週間くらい(抜糸後も少々)
喋っていてビリッとくる瞬間があり…
なんとなく
切る位置が舌の付け根に近かったのが
この感覚でわかりますね。
骨隆起切除手術後の回復期間は?仕事復帰の目安
お仕事などの関係で、
手術後どのくらいの期間で
元の生活に戻れるか
気になる人も多いかと思います。
個人的感想では、下顎内側の骨をとる場合
少なくとも手術後3〜4日間は
人と長時間会話するのは
痛みを伴うと思います。
(急に痛んで、舌足らずな喋りに
なってしまう時もあり…)
なので、この時期には
仕事で大事なスピーチとか
がっつり面談とかは
入れない方が良いかと。
ただそれも、上述の通り
隆起の位置(切る位置)によって
状況が少々違ってくるでしょう。
私の場合ですが
奥歯1/2ぶんだけでも、数日の差がありました。
術後に覚えた「歯が浮く」感じ
手術翌日から数日間、下顎の歯だけ
なんとなく歯が浮いた感じに。
2日目、わずかな違和感
3日目、はっきり歯が浮く(指で歯を押したくなるレベル)
4日目、はっきり歯が浮く
5日目、ぼんやり歯が浮く
6日目、だいたい落ち着く
7日目以降、ほぼ問題なし
こんな状況でした。
原因はわかりませんが…
そもそも下顎から奥歯数本ぶんもの
骨隆起を切り取ったばかりだから、
咀嚼時など、歯全体への力のかかり方も
一気に変わったからでしょうか??
(固定バンドが取れたみたいに…??)
抜糸後の食事、注意したいポイント
1週間後の抜糸が終わっても
まだしばらくは傷周りに用心しながら
柔らかめの食事で過ごすのがおすすめ。
ひとくちを少なめにするのも効果的。
食物が傷周りの粘膜に当たると痛いからです!
これはほんの一例ですが、抜糸した日の夜に
「つぶ栗餡入り 宇治抹茶今川焼」なるものを
ぱくぱく頂いてしまったところ…
しばらく半口を開けて
痛みに耐えることとなりました…
傷が軽かったという思い込みから
つい食べてしまいました。
今は反省しています。
特に、傷の端っこあたりです。
粘膜の形が、内側の骨と馴染みきるまで
しばらくの間、口内に当たる食べ物には
気をつけたほうがいいです。
バゲットや焼きたてベーグルなど
尖った部分がある食品は、特に痛い。
(生傷に固い板を突き立てるが如く)
便利になったこと:フロス、体温計、嗅覚など
下顎内側の骨隆起がなくなったので
デンタルフロスを使う時に
口内で指を動かすスペースか増えました!
(女性は爪がちょっと長かったりするので特に。)
それから、舌下体温計も
骨隆起に遮られず楽に使用できるように。
食事の際、口腔内の空間が広がった為
ほんの少しですが
嗅覚も鋭くなってきた気がします。
後は、舌の位置が変わることで
いびきをかかなくなったりするらしいので
それはまたいずれ
睡眠アプリを使って
録音して調べてみたいと思います。
3回目の手術は、6月下旬に
次回は、三度目の口腔外科手術です。
6月下旬に、下顎外側の骨隆起2つを
いっぺんに切除します。
(よって、手術は全4回じゃなくて全3回になりました)
初の「顎の外側」の骨隆起切除。
10針どころでなく縫うことになると思うので
しっかり栄養つけて当日に備えます。
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