顎リハビリ5ヶ月目。大人の歯科矯正のメリットって?

顎関節治療(TMJ)

前回記事の通り、2回目の骨隆起切除後は
傷が口の奥まであった為、
顎ストレッチの際に痛む時期が少し長くて
加減してやっていました。
(ふいに傷痕がビリッとくるから…)

一方、手術の傷ではなく
顎ストレッチ、リハビリからくる
顎関節そのものの痛みは
開始5ヶ月目現在
ほぼ無くなりました。

ただし毎日、側頭部あたりが痛むのは
リハビリの影響なのか
お年頃の問題なのか不明ですが
日中だけ頭痛薬を飲んでいます。

50代でも、顎の噛み合わせ位置は変えられる

年末以来、顎の位置を
たぶん1ミリ近く?も動かしてきました。

確かに痛いけど、顎周りの筋肉を
しっかりリハビリすれば、
たとえ50代の人間でも
4ヶ月目くらいには
顎も正しい位置におさまってきて
いろんなものが食べられる生活になるようです。

だから、年齢で、諦めなくてもいい。

むしろ、大人になってからの矯正って
案外悪くないと思っていて…。

大人になってからの矯正治療には、案外いいこともある。

私自身、これが3度目の矯正治療です。
こどもの頃より、大人になった今の方が、
自分で生活上の不便を感じていたり
将来の食生活に具体的な危機感をもっていたり
自分の望む状態のイメージが明確に持てたりして

治療にかける意気込みは強めです。
(リアルなピンチが身近ってこと)

逆に、こどもさんだと
歯並びなど見た目以外の不具合や
治療の目的を体感・実感するのが
なかなか難しいのかもしれません。
(若いし、元気だし)

私も、子供時代に矯正治療をしたときは
もっとボンヤリしていました。
それに、疑問があっても
うまく質問できなかったので、
自分から関わり、自分も治療に参加しようという
意識は薄かったように思います。
(当時の先生には申し訳ないですね…)

大人になった今は、
ひとつひとつの治療の目的や効果、
必要性を理解して
リハビリや治療に取り組めています。
自分の変化をちゃんと面白がれますしね。

「矯正や噛み合わせ治療は、魔法じゃないから」

T先生が仰ってて
本当にそうだなと思いました…。

矯正や噛み合わせ治療って
先生にお任せしていれば
自動的に治るってものじゃなくて、
患者自身が主体的にやるつもりでないと
なかなか進まない部分もあります。

矯正3回目の自分が強くそう思う。

咀嚼も運動機能の一つと考えると
どちらかといえば
矯正や噛み合わせ治療を始めるのは
新しいトレーニングを始める感じに
近いかもしれません。
期間限定で取り組むトレーニング

魔法ではなく。

仮歯の模型。人間の歯ってあんなに長いの?!

本日のT先生の検診では
顎の位置はいい場所まで来ているとのこと。
いよいよ、ちゃんと噛める(噛み切れる)
歯と顎を作っていく準備をします。

J先生が
「こんな歯になるよー」と、
仮歯の模型を見せてくださいました。

びっくりしたのは、
今の自分の歯に比べて
随分と高さ?長さ?があったことです。

「え、歯ってこんなに長いんですか?」と
おかしな質問をしてしまいました。
私の今の歯はすっかり削れてしまっていて
模型の歯の1/2程度の高さしかないのもあるし…。

これを、人間の歯のあるべき長さ、に
直して?いきます。

J先生「失ったものをとりもどしますよ!」
ほんと、その通り。

めざせ人間(の歯)。

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