いつもお世話になっている
J先生と歯科衛生士さんに
歯の定期検診をしていただいてから、
(こちらは問題なし)
噛み合わせと矯正治療を担当されているT先生にも
改めて顎や口腔内の状態を見ていただきました。
現時点での歯のすり減り方、噛み合わせ
★この記事には口腔内の写真(ソフトに加工済み)を掲載しています。苦手な方は次の記事(リンク)へお進みください。
<私の現在の歯の状態>
・犬歯から奥歯まで、歯先は全てすり減って平ら。
・犬歯の尖った形状も失われています。
(青丸印が犬歯↓もはや犬歯のカタチではない…)
<本来の正しい噛み合わせ>
上下の歯の凸凹をガイドにして
正しい位置に噛み込んでいくものなんだそうです。
(ちゃんと凹凸がある人の歯は、こんな状態↓)
上の2枚の写真を比べると、私の歯には
その凸凹ガイドがすっかり失くなっていて
どこでも噛み放題。
自由がすぎる顎になっています。
T先生に顎を動かしてみていただいたのですが
最早、正しい顎の位置がどこなのか
自分でも全くわからない状態でした。
噛み合わせはどこですか?
いつもどこで噛んでいますか?と聞かれても
「どこでも噛めます」と答えるしかなく…^^
(すみません…)
思えば、子供の頃の2回目の矯正が終わった後も
何となく一番噛みやすいのはこの辺りかな?
という感覚はあったものの
かっちりと「ここだけでしか噛めない」って
自信をもって言えるほどの場所はなかったかも。
10代の頃はまだ、犬歯もしっかり尖っていましたが…
同じような悩みを持つ大人、
もしかしたら結構いるかもしれませんが。
余談:下顎に、大きめの骨隆起
これも長年の食いしばりの影響。
下顎の骨が、噛む力に耐えかねて
横に大きく張り出してしまっています。
(青い点線の部分が、隆起した骨)
下顎の内外、左右、あわせて4箇所。
自分が30代の頃には
既にこういう隆起があったと思うのですが
いつ出来始めたのか、自分でもよくわかりません。
普通は無いものだということさえ知らなかったし^^
骨隆起は
男性で、力仕事やスポーツ、武術等を
やっていた人に(それも長年やっていた人)
時々みられるものだそうです。
でも
「女性でこの年齢(当時30代)で
こんなに育ってるのは
あんまりみたことないね」と
先代の歯医者さんがおっしゃっていた記憶があります。
たぶん昔から、歯を食いしばる癖があったんでしょう。
私は、母が丈夫な歯に産んでくれたおかげで
虫歯になりにくい丈夫な永久歯を持っています。
(乳歯も永久歯も
母親の体内にいるうちに作られるものです)
これで歯が弱ければ
もっと歯が欠けたり割れたりしたのでしょうが
食いしばっても歯は耐え切り、
一方、下顎の骨は耐えきれず、
横に飛びでちゃったという…。
ちなみにこの骨隆起は、
別に放っておいても問題ないのですが
私の場合はだいぶ大きくなっているため
食事の時に
この骨隆起の下に食物が入ってしまうなど
ちょっと不便な思いをしています。
(歯磨きかうがいをしないと取れないから
人との会食や、外食の時が面倒。)
それに、硬いバゲットの皮や
大きめのお煎餅などを食べると
飛び出た骨の部分(飛び出た歯ぐき)に
食物の尖った角が当たり
赤くなって切れたり
口内炎ができたりして、結構痛みます。
もう一つ、これは今後の話ですが
歯科矯正をする際に、骨隆起があると
歯がなかなか動かないという問題もあるそうです。
あと、大した困り事ではありませんが
骨が邪魔するので、女性がよく使う
舌下体温計が使いづらいですね。
(骨が飛び出ているので
舌下でうまく測れないのです)
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