レジンの仮歯の使い心地と、毎日のお手入れの話

仮歯/デモンストレーションティース

レジンの仮歯(デモストレーションティース)生活って
一体どんな感じ?という方もいらっしゃると思うので
いま気をつけていることや
日々の歯のお手入れについてまとめてみます。

ガリガリ噛むような食べ物を避け、「危険な動作」をしないこと!

「仮歯の間は、ナッツとかフランスパンとか
 硬いものは避けてね」と言われていました。
なので装着してからは、バゲット、お煎餅、氷、
ナッツ
などをできるだけ食べないようにしています。

土鍋ごはんのお焦げも大好きですが
意外と危険なので(他と紛れて、ガリっとやりがち)
見つけた時はお茶漬けにして食べるとか。

本来、カリカリパリポリ、Croustillant な食物は
なんでも大好きなので、さみしいところ。

無意識に噛んでしまうもの、飴などは危険

仮歯を装着して2週間ほど経った頃、
毎日暑かったので自宅に常備している
熱中症予防の「塩分チャージタ⚪︎レッツ」を
舐めていた際、つい奥歯でガリっとやってしまい…

あっと思った時にはもう、左上の奥歯の角のレジンが
少し欠けてしまってショックでした…
硬めのラムネのような食感の飴だったんですが、
あれも危険ですね!無意識に噛みたくなるし。

ちなみにこの飴を食べると何故か
仮歯の表面がキシキシして
妙に滑りが悪くなるので(クエン酸のせい?)
そもそも食品として、歯の素材と
相性が悪かったかもしれません。
(この飴も大好きですが、噛むのはもう厳禁)

欠けた部分をどうするか

今回欠けた部分は、噛み合わせて食事をするのに
さほど影響しない程度のサイズで
それ以上広がる様子もなかったため、
1ヶ月後の診察まで待ってから
先生達に相談してみました。

すると、虫歯になりやすくなるし
欠けが今後広がってしまうと良くないからと
予備のレジンを使ってすぐに補修してくださいました。

大切な仮歯が…とプチショックではありましたが、
これで、どのくらいの噛み込み方をすると
レジンが欠けてしまうのか体感できた気がします。

その他に危険を感じる動作:「噛みちぎる」のはヤバイ

硬めのパンを「噛みちぎる」と危ないと
J先生から聞いています。
なるほど、上下に噛むだけじゃない
ねじった力がかかりますからね。破壊力強そう。

感覚的には、ガチガチ硬めのアイスクリーム
前歯で噛み切るのも危なそう。ねじれる力を感じたら
途中でストップです。

デンタルフロスが超難関。テフロンフロスがおすすめです。

歯磨きは、今まで通りに出来ています。

ただし、顆粒入りの歯磨き粉を使うと
仮歯の表面って
実際の歯よりもツルツルしていないため
今まで以上によく口を濯がないと
口腔内に顆粒のザラザラが残りやすいようです。
顆粒が入っていないものがオススメ。

一方、フロスがなかなか大変で…

普通のフロスだと、歯間に引っかかって取れない

今までは、歯垢を絡めとるのに有利な
繊維質のフロスを使っていたのですが、
これが仮歯の隙間にめちゃくちゃ引っかかって
なかなか取れないのです…。

まず、そもそも仮歯を傷めないために
・フロスを歯の隙間に通す際は
 上から下に、一方向だけに動かす。
・フロスを抜く時は、上に戻さず
 歯茎付近でそのまま横に引き抜く。


こんな感じでフロスを使うのですが
歯茎付近から横に抜こうと思っても
繊維がボサボサになって引っかかり、全然抜けず。
フロスを歯間にぶら下げたまま、しばし考える。

無理に引き抜くと仮歯が壊れそう。
どうにも動かなくなった時は
短く切ってしばらく放置してみました。
すると後で、何かの弾みに取れてます。
(どこ行ったんだろう)
歯の間に何かが挟まった違和感を、ひたすら我慢して。

週1回くらいフロスやってみましたが、
どうにも上手くならないので
デンタルタフト(細くて先の尖った歯ブラシ)で
ひたすら歯間を磨いて凌ぎ、
翌月の診察で、T先生に相談したのでした。

すると
「繊維質のフロスじゃなくて、
 テフロンのフロスがありますよ!」
と、こちらを紹介してくださいました。

テフロンのフロスがあるって、初めて知りました

見た感じは極細リボンのような感じで
触ると表面がツルツルしています。

どうやら歯間がものすごく狭い人にとって
便利なアイテムらしいのですが、
レジンの仮歯の間に使ってみると
今までの繊維質のフロスに比べて
引っかかりがグッと少なく
横に引き抜くのも楽にできます。

勿論引っかかりゼロでは無いので
レジンを剥がさないように、そっと引き抜きますが、
それでもちゃんとフロスの機能が果たせて便利です。

テフロンゆえにツルツル滑るから
長めに出して、指にしっかり巻きつけて使用。
口がスッキリしてなかなか良いです。

数十年ぶりの「歯の凹凸」の使い方?に戸惑いつつ。

ええと、人間は、上下の歯の凸凹に沿って
歯を噛み合わせていくのが普通、なんですよね??
(↓こんな感じ?)

しかし私の場合
その凹凸がたぶん数十年間も失われていた為…

仮歯をつけて、本来の歯の長さになった今
ふと上下の歯が触れ合ってしまった瞬間、
あるいは上下の歯が離れているのに気づいた瞬間、
「あれ、この口をどう収めればいいんだっけ」

歯の凹凸を口腔内でむぐむぐ探っている自分がいます笑

歩いている時、
WEB作業している時、
横になって寝ている時は、特に。

一瞬、正解の噛み合わせ場所に、迷います。

何というか、まだ、半ミリ単位、1ミリ単位で
自分が噛み合わせている位置が正しいのか、自信がない。

まさか、また噛み締めすぎて
仮歯まですり減って
どこでも噛めるようになってしまっていないかと
日々ひやりとしながら するりと顎をずらしつつ
「多分、ココ」って意識した位置で噛み直してみます。

朝起きて、顎が少し疲れている時があるので
多分いまも寝ている時に
仮歯をぎゅっと噛み締めている可能性はあります。

正しい歯の凹凸に慣れていけば
だんだんこんなことも気にならなくなって
無意識の噛み領域に辿り着ける日がくるんでしょうか。

くるといいな。

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