歯の移動の完了が近づいてきました。
全部で38枚のマウスピースを作ってあり
残るはあと5枚だけ。
次の予約が少し先になったので
今週から交換サイクルを7日→10日に変更しました。
下顎の奥に打ったピンとアタッチメントの間に
引っかけるゴムも、今日で終了なので
歯間ブラシが使いやすくなりました。
まだ少し下顎の歯の中央がずれていますが、
マウスピース1枚で歯が0.25㎜移動するそうで
つまり4枚で1㎜移動だから、何とかなるでしょう。
別に急ぐわけではないし、完成をのんびり待ちます。
上下の奥歯の間に、隙間ができている訳
今回の診察では、レントゲンを撮って
顎関節と噛み合わせ状況を診ていただきました。
最初の仮歯をつけていただいてから1年経ち
随分と歯が移動したのもあり
自分では、正しい噛み合わせ位置がどこなのか
また分からなくなっているんですよね。
T先生に「はい噛んでー」と言われて
「どこで噛んだらいいか自信がない」旨を伝えると
「最終的なセラミックの歯を入れる前に、
上下でしっかり噛み合わせるための
凸凹を取り付けるスペース(高さ)を
確保しようとしている最中なので
今はぴったり噛み合ってなくて大丈夫ですよ」
とのこと。
なるほど、これでOKなんですね。
特に、上下の奥歯の間に
意図的に隙間を作っているところだそう。
隙間ができている間は
食事が多少不便なところもありますが
最終的な噛み合わせの準備段階として
これも大切なプロセスなのでした。
確かに今、奥歯の方は隙間があって
ぴったり噛み合っていません。
どうりで塊の肉や葉物野菜がうまく噛めない感じが
していた訳です。甘噛みで丸呑み、というか。
(一回ずつぎゅっと噛めば、噛めますが
それが面倒に感じるレベルの隙間なんです)
レントゲン撮影前、
噛み合わせ位置の確認のために
「顎の力を抜いてくださいねー」と言われても
普段からグッと食いしばりがちな自分は
力を抜くってどうやるんだっけと戸惑うわけで…。
(いつも気づいた時に顎を緩めています。毎日その繰り返し。)
何とかゆるゆる力を抜いて
T先生に正しい顎位置をガイドしていただきました。
なんだか少し奥で噛んでいる気がしたけれど…
そして「ここですよー」と言われた顎ポジションは
自分では、何か、ほんの僅かに奥で噛んでいる
(下顎が引っ込んでいる)
感じがありました。
それを先生にお伝えしつつ、
その位置のまま、噛み合わせ記録用の
緑色のシリコンを固め
(バイトをとる、っていうらしいです)
それを噛んだままレントゲン室へ。
固まったペーストを見ると
結構な厚みがあって
「おお、こんなに上下の隙間あいてたんだ」と
またもや自分の変化を楽しめる訳です。
最早、何でも楽しい。
新しい機材での撮影結果を見て、自分で腹落ち。
結果、顎関節は奥に押し付けられてはいなくて
顎と頭の骨が、それぞれの形に沿って
概ねきれいに収まっていました。
こんなにわかりやすい画像で見られると
本当に面白いです。
頭蓋骨なんて、自分では絶対実物を見られない訳ですし。
ツボはどこかなと、探したくなります。
この画像を見ることで、正しい顎ポジションを
自分で納得できました。
今後の人生、これで噛んでいっても心配ないんだと
不安を解消するための
大事な確認だったと思います。
(治療を始める前の状態はこちら↓ 約1年8ヶ月前。)
昨年の検査とは撮影機材が異なるので
かつてのヒドイ状態(笑)との比較ができないのが
誠に残念でございますが
当時の、下顎がかなりずれている状況から
よくここまで辿りついたものです。
ほんと、ありがたいことです。
後は最後まで油断せずに、インビザ装着続けますよ!
仮歯の欠けのこと
仮歯って、多少欠けても
インビザでの移動に支障がないなら
焦らずそのまま放置でOKです。
私は先日、奥から二番目の歯(よく噛む歯)が
少し大きめに欠けてしまい、
何だか黒い部分が見えていたので
虫歯か?と焦りましたが…
先生に見ていただいたところ
虫歯が進行している訳ではなく
単に着色した部分が
表出しているだけとのことで一安心。
ただ、なにぶん見た目が黒くて格好悪いので
T先生がレジンを足して補修してくださいました。
毎日の飲食でここまで持つとは…
仮歯やボンドの強度はすごいなと
時々思い出して静かに感動しています。
この素材のおかげで、安心して矯正を続けられるんですね。
仮歯生活も、後もう少しです。
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